[O]「骨を埋めるつもりで」が通じなくなる時代になるかもしれない

Title社会人になる最初の挨拶に「骨を埋めるつもりで頑張ります!」を声高々に宣言し1年と数ヶ月で退職したOlein編集長(@Olein_jp)です、こんにちわ。(その後、渡英しました)

今日は少し真面目はお話になりますが、たまにはこういうのもいいんじゃないかと思っています。ノマドフリーランスなんてキーワードがよく出てくる昨今ですが、これからの時代をどうやって生きて行ったらいいのかをオレインなりに考えてみました。

「会社の寿命」>「人の寿命」だった時代の終わり

今まで戦後以前から、日本では「大きな会社に入れば人生は安泰」という固定観念の元、就職活動は行われてきました。大きな会社に入れば、福利厚生はしっかりしているし、昇給も給与も水準以上、退職金もしっかりもらえて老後も安心。この様な観念は今でも少なからず残っています。

それは、「会社の寿命が人の寿命より長かったから」でしょう。入ってクビにならずちゃんと働いていれば、大きな会社は退職まで共に歩んでくれました。

しかし、これからはそう上手くは行かなさそうです。なぜなら、「会社の寿命」が「人の寿命」よりも短くなる社会がやってくるからです。

パナソニック「本社要員半減」 大リストラで黒字化狙う (J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース
家電大手のパナソニックは、2012年度中に本社の従業員約7000人を、3000~4000人削減するリストラ策を検討している。同社が本社要員の大幅な削減に踏み切るのは初めてだが、事業の再編や三洋電機の子 …

このようなことが、今後どんどん起こるようになると思います。これからは、大きな会社に入って安泰なんていう定説は使えなくなるでしょう。

いつでも会社がなくなっても良い準備を

こんなことを言うと「この恩知らずがっ!」と方々から言われるかもしれませんが、会社がなくなって食えなくなってからでは遅いのです。

今すぐ独立しなさい!ノマドワーカーになりなさい!という話ではありませんし、推奨する気もありません。ワークスタイルというのは憧れて目指すものではないでしょうし、自然と落ち着く方向へ向かうものです。

明日、勤務している会社が突然なくなったら、みなさんはどうしますか?なんとか食べていけますか?転職の当てはありますか?

ボクはすぐにでも餓死できるレベルです。

しかし、そういうことを想定して準備しておくことは、今から始めても遅くないと思いました。それではどんな準備をしたらいいのか。

個人的な話になりますが、例として書いてみます。
ボクが務めている会社は中小企業の印刷会社。従業員も10人ちょい。平均年齢もかなり高い。昨今の印刷業界の動向をご存知のかたなら分かっていただけると思いますが、10年後にはローラーでもかけたかのように中小印刷会社がいなくなっている可能性が高いです。

そんな中、僕自身どう生きて行ったらいいのかを、最近よく模索します。そのなかで考えている案としては、独立すること。個人でDTPをベースに出来ればWeb関連まで仕事ができるように準備していきたいですね。

どうしても自分では手に負えない案件に関しては、信頼できるコネクションを作っておいて、そういう個人の輪を利用して仕事をしていきたい。

会社ではないけど、孤独無援ではない。そんなワーキングスタイルを考えています。

そのために、今の自分を客観的に見て足りない部分をピックアップしてみると、今後のたくさんの課題が浮かび上がってきます。デザイン力、コミニュケーション力、管理能力、Web関連スキル等など盛りだくさん。

しかし、個人的には今後はマルチなスキルが重宝すると考えているので、浅くでも手広くやっていけるような状態を目指していきたいと考えています。

このような簡単な例で申し訳ありませんが、自分を少し見つめなおしてみると、たくさんの課題というものが出てくるものですね。これを全てクリアしていけば、今現在考えている理想の自分の準備を完了することができるのです。

これからは「個」にオリジナリティを持たせていく時代

TwitterやFacebookなどSNSからたくさんのキャラクターが出てくると考えています。それは、「個人」としてのキャラクターです。

今までは個人は会社に属して、自由な振る舞いはさほど許されず、共同体の一部としての振る舞いを半ば強要されてきました。

しかし、これからは変わってくるでしょう。そのような大きな母体を必要とせず、「個」を表に出して生きていく時代に変わっていくような気がします。

そういった意味では、Twitterなどではたくさんの面白いキャラクタをお持ちの方々を拝見することができます。そういう方に続け!と言わんばかりに、オレインも成長させていきたいですね。

これからの日本はどうなっていくのかわからない

本当にわかりませんね。ここ10年の変化を振り返ると、今後の10年の変化を予想するなんてことは難しいです。

しかし、会社という組織への信頼感はどんどんと下がっていくでしょう。逆に、個人を表に出した売り方は今後増えてくるように感じます。

当然、会社組織から離脱することによって失うものは大きいでしょう。年金、大きなローン、退職金。すべて会社勤めだとそれほど悩まなくて済みます。

年金に関してはここでは語り尽くせないくらい大きな問題になっていますが、個人的には年金は無いものだと考えて準備していきます。余程の根っこから掘り起こしてひっくり返すくらいの改革をしないと、受給額だけで老後生活できるとは考えられません。(なんのための年金なんだか)

それらもろもろをひっくるめて、いろいろと準備しておかなくてはなりません。「骨を埋めるつもり」だったのが「骨を埋めるところを見届ける」ことにならないように。むしろ、一緒に埋まってしまわないように。

明日は我が身。準備はすべて自分の糧になります。そう信じて頑張っていこうと思います。