誰でもできる写真が上手くなる3つのルール

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高校3年間はみっちり写真部員でしたOlein(@Olein_jp)です。

今日はその経験も生かし、また長い間写真を楽しんできた経験から感じた写真が上手くなる方法をみなさんにご紹介してみたいと思います。

はじめに

これから紹介する写真が上手くなる方法は、以前僕自身も実践してトレーニングに用いた方法です。ですので、ある程度効果があることは実感としてあります。

ですが、何事もそうかもしれませんが、小手先の技術だけではなく、物事の本質から理解し会得しようと思うと一朝一夜では済みません。必ずと言っていいほど物理的な時間が必要となります。そうです、上手くなるにはこれからご紹介する方法を、意識して時間をかけて取り組む必要があるのです。

そういう部分も念頭に置いて参考にしていただければ幸いです。

「ズーム機能は使わず、できれば単焦点レンズで」というルール

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一眼レフのレンズセットを購入するともれなくと言っていいほどズームレンズがついてきますが、まず最初に取り組んでみて欲しいこと、それはズーム機能を使わないということです。

それはどういうことか?

どうしてもズームレンズが付いていると使ってしまいます。そして、使ってしまうことによってどういうマイナスが発生するかというと、被写体に足を使って近寄らなくなるということなんですね。

写真というのは被写体(=写される側)がいないと成り立ちません。それは、花だあったり、人であったり、ものであったり、木であったり、森であったり、山であったりします。被写体のことをよーく自分の目で観察してから撮影してあげるべきです。

そのためには遠くから手を伸ばして(ズームレンズを使って)観察するのと、ズームを使わずに自分の足を使って少しでも、数センチでも近づいてあげるのと、どちらが被写体と向き合う気持ちを感じるでしょうか。それは言わずとも分かってもらえると思います。

被写体が生き物かそうでないかは関係ありません。問題は、その被写体に対しての自分の気持ちなのです。

ぜひとも、写真を始めたばかりの方々には特に意識してもらいたい部分です。ズーム機能を使わずに被写体に一歩でも近づくということがとても大切です。

そのためにもズーム機能の付いていない広角単焦点レンズはとてもオススメです。個人的に長年愛用しているSIGMAの広角レンズはとてもお気に入りです。

「撮影データは液晶画面で確認しない、そして消さない」というルール

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皆さん、今までに撮影されたデータは付属の液晶画面で確認しては削除したりする経験もたくさんあるのではないでしょうか。僕もありました。けれど、これでは写真は上達しないのですよね。なぜかというと1枚1枚が軽くなってしまうからなのです。

想像してみてくださいね。例えば、外出先で気になったものや景色を写真に収めようとしたとします。時間がないから数枚パシャパシャと撮影しておいて、後から液晶画面もしくはPCにて不要なものは削除していきます。

この一連の作業の間にどれだけ被写体と向き合ったと言えるでしょうか?

時間がないから構図もあまり考えずとりあえずの撮影です。構図は最悪、PC上でトリミングできるし、ボケ足も必要だったら足せばいいし。明るさも調整できるし。それでは残念ながら被写体とは向き合うことは出来ません。

そして、気に入らなかったら削除できるということは、言い換えると「とりあえず撮っておいて、後から選べばいい」ということになります。それでは被写体をしっかりと見て考えるという習慣は付かず、偶然のナイスショットをただひたすら待つことになります。それでは上達に時間がかかってしまいます。

ですので、まずは「ワンショットを大事に。一枚を大事に」ということを念頭に置いてゆっくりと撮影されることをオススメします。特に最初は静止物から始めたほうが練習になると思います。いろんな角度から被写体を見てあげて、どの角度で撮影してあげれば一番きれいに撮れるか。または、自分のイメージしている絵が撮れるか、ということをゆっくりと考えながら撮影してみてください。

すると、今までとはびっくりするくらい1枚1枚が思い入れのある写真たちになってくれます。これは1ショットをどれだけ大事にするかで変わってきてしまうのです。ぜひ試していただきたいポイントです。

「撮影した写真は全てプリントアウトする」というルール

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皆さんは日常的に写真を撮影して、そのうち何枚をプリントアウトしますか?撮影してパソコンのモニターで確認して保存して終わり。そんな流れではないでしょうか?

ここまで2つのルールを紹介してきました。1つ目はズーム機能を使わずに被写体にもっと近づこうということ、2つ目は撮影したデータは消さないということでしたね。

これら両方に共通することは「しっかりと被写体と向き合う」ということです。でなければ納得のいく写真を撮れるようにはなかなかなれないでしょう。

そして3つ目は「撮影した写真は全てプリントアウトしよう」ということです。ですが、これはあくまでも理想論です。当然ですが、プリントアウトするためにはプリンターないし写真屋さんなどを利用する必要が出てきますのでコストがかかってくるからです。

ですので必ずしも全ての写真とまではいかないかもしれません。僕がここで皆さんにお伝えしたいことは、「写真はモノとして存在して初めて写真になる」ということです。

今はほとんどフィルムカメラを使われる方々は少なくなってきていると思います。大半はデジタルカメラでしょう。しかし、写真というものが変わるわけではないと僕は思っています。

写真とは、カメラのレンズを通して光を吸収し、フィルムないしはデジタルで記憶し、媒体に出力されて初めて写真になれるのです。ですので、このプリントアウトという作業はとても大切だと思うのです。

様々なサイズに自分の写真をプリントアウトして手にとって見てください。画面で見ていた画像データとはまた別の写真になっていることを実感できると思いますよ。

まとめ

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以上、3点をみなさんにお伝えしましたがそれら全てを通してお伝えしたいことがあります。

それは、一枚一枚を大切にするということです。

デジタル一眼レフが昔よりも手軽に手にすることができる時代になりました。自宅でも綺麗なプリントアウトができるプリンターを簡単に利用することが出来ます。15年前には考えられませんでしたよね。

ですが、カメラで写真を撮影することが便利になればなるほど、写真一枚に対する想いがどうしても軽くなってしまいがちです。

フィルムカメラの時代は、素早く撮影することはできますが、フィルムに記録できる枚数というのは制限されていました。今のデジタル時代では比較できないほどの枚数です。ですが、そのためか「無駄な写真は撮れない。失敗できない」という思いもどこかにありました。

ですので、敢えて今回はその頃の写真一枚への気持ちを再確認する方法ということを考えて、デジタル時代に沿わない考え方ではありますが、提案させていただきました。

デジタルが良い悪いという話ではありません。撮った写真をすぐに消せる、見れるということがどうというわけではありません。ただ、どんな時代でも「写真」は「写真」であるということです。技術に目が眩んで本質が分からなくなってはいけません。

写真好きのみなさんには、今一度「写真」を見なおしていただけるきっかけとなれば幸いです。

写真に関するオススメ書籍

偏りがありますが、かなりオススメの本です。