[O]印刷用プロファイルを作ろう!Macで最低限やっておきたいディスプレイ環境整備

Cmyk profile

最近では、Adobe製品を利用して印刷物のデザインやデータ入稿までも自分でこなしてしまう方も多くなってきているかと思います。

しかし、それらを生業にされていない方がもっとも難しく感じる部分、それは印刷色の再現や想像ではないでしょうか。

本業でやっていると、自分が作ったデータがどんな色になるのかを経験値として学んでいるため、ある程度ディスプレイがずれていても見当違いの色にはなりにくいです。

ですが、始めたばかりの方やWebメインでお仕事されている方にとっては、なかなか色味がCMYKで想像しにくいものです。

今回はそんな迷いをなるべく最小限にするためのMacでできるディスプレイ環境整備の方法をメモしておきます。

コストのかかるキャリブレーションを導入できるか

画面の色と印刷の色を整合させるためにキャリブレーションというものを行なって調整する方保があります。

しかし、いかんせんコストがかかってしまうのです。


こういう感じで測定するヤツ

こういったコストをかけられない僕たちはどうしたらいいのか。それはCMYK用のディスプレイプロファイルを自前で作っておくことで、完璧ではありませんが対策をうつことができます。

では、早速ディスプレイプロファイルたるものを作ってみましょう。

まずは環境設定から

環境設定パネル
環境設定からディスプレイを選択して進みます。

補正を選択します
この時点ではまだiMacという名前の標準ディスプレイプロファイルが設定されています。新しくプロファイルを作成するので「補正」を選んで進みます。

詳細モードを選択しました

「簡単にプロファイルを作りたい」という方はこの「詳細モード」にチェックを入れなくても結構です。

今回は詳細モードで話をすすめていきますので、チェックを入れました。

ここからの作業はちょっとディスプレイから目を遠ざけて細目で!

これから本格的に設定を始めていきます。
画面にも説明がありますが、あまりディスプレイの近くでまじまじと見ながら設定しても、なかなか正確に合わないものです。

なるべくディスプレイから離れて細目で見てみると判断しやすいかと思います。

ネイティブ輝度応答曲線のガンマ値を決定します

左のつまみから設定してくださいね。その次が右のつまみです。(以下、同じように)

【その1】
セッティング

【その2】
設定

【その3】
設定

【その4】
設定

【その5】
設定

ガンマ値を設定します

ここではディスプレイで使用するガンマ値を設定します。

標準だと2.2を選択するのですが、CMYKカラー用では1.8を選択してください。
設定

ホワイトポイントを設定します

簡単に言いますと、白がどの色温度かを決めておくということですね。

ここではD50を選択します。ちょっと画面が黄色く感じるかと思いますが、CMYKデータ制作下ではこの環境で制作しています。
設定

管理者オプション

自分しか設定を変更しないので、チェックは入れずに進みます。
設定

プロファイルに名前を付ける

判断しやすい名前を付けておきます。
プロファイルに名前をつける

プロファイルの別名を英数字でつけろと言っておりますので従います。
名前をつける2

すべての設定内容を確認して完了

今まで設定してきた内容が数値として表示されます。こちらを確認して作業を完了します。
確認

必要に応じてプロファイルを選ぶ

下の画像のように、さきほど作ったプロファイルを選択することができます。
プロファイルを選ぶ

CMYKデータ(印刷用データ)を作る時にはこのプロファイルを、またRGBデータ(Web用データ等)を作る時には基本的にAdobe RGB(1998)を僕は使っています。

このように制作するデータによって画面のプロファイルを変更するというのも方法の一つとして利用できるかと思います。

まとめ

RGBデータで印刷用データを作成すると、表現できない色を作ってしまいがちです。また、その逆もしかりです。そのような色のトラブルを回避するためにも、作るデータに必要な環境で作業するということを徹底して取り組んでみてもいいかもしれませんね。